コラーゲン IV は基底膜に普遍的な構成要素で、基底膜の主要構造構成体になります。 コラーゲン IV の網目構造が集まると、ラミニン、エンタクチン/ナイドジェン、へパラン硫酸プロテオグリカンと相互作用することで、他の基底膜成分の足場となります。コラーゲン IV は、上皮、内皮、筋、神経細胞の増殖に有用な基質です。コラーゲン IV は細胞増殖や分化、接着の制御ならびに組織形成を調節する役割があります。
次の目的に利用されています
- 細胞接着と伸展の促進
- 細胞分化と神経突起の伸長
- PC12細胞の増殖促進
- 細胞挙動におよぼすコラーゲン IV の作用に関する研究
- 細胞接着アッセイ
由来
- Engelbreth-Holm-Swarm (EHS) マウス腫瘍
品質管理
- NG-108ラット/マウス神経芽細胞腫の分化(神経突起伸長)能を試験
- 細菌および真菌の陰性を確認
- コラーゲン IV 純度、SDS-PAGE法で90%以上
保存
- 2~8℃。凍結は厳禁。